鋳造鉤の鉤腕断面形態に関する研究
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概要
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鋳造鉤の鉤腕断面形態は, 半円形のものが基本とされ, その特性については多くの研究がある. しかし, 添窩量や歯冠長, また使用金属, 製作上の問題などより, 形態と機能との一致が得られないことがある. この研究は, この半円形態の鉤腕と, 幅と厚みの比を異にする3種の半楕円形態試料の特性を, 変形量と変位に要する荷重量 (維持力) より観察したもので, 各断面形態は, それぞれ有効なものであることが示された.
- 1980-11-29