東南アジアにおける貝類の死骸より発生する双翅目昆虫の生物学的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
西マレーシアにおいて, 冷凍して殺した後, 野外に放置したアフリカマイマイAchatina fulicaの死骸から, チョウバエ科, ノミバエ科, ハヤトビバエ科, ミギワバエ科, クロコバエ科, キモグリバエ科などに属する双翅目昆虫21種を得た。また, タイ国北部でも, 同様にしてチョウバエ科など4種を得た。これらの発生消長, 発育速度, 寄生蜂などについて報告したほか, 人畜衛生上の重要性についても論じた。発生数が多く衛生上重要と考えられるのは, Coproica hirtula(ハヤトビバエ科), Megaselia curtineura, Spiniphora genitalis(ノミバエ科), Discomyza maculipennis(ミギワバエ科), Hippelates bilineatus(キモグリバエ科)の5種であった。
- 1987-09-15
論文 | ランダム
- A Clinicopathological Investigation on Superficial Early Invasive Carcinomas of the Colon and Rectum
- 黒滝正昭著 ルードルフ・ヒルファーディングの理論的遺産 : 『金融資本論』から遺稿まで
- 経済学体系の内と外 : 「貨幣の資本への転化」の今日的意味
- 生産的労働をめぐって
- 商業資本における「困難な問題」-1-商業労働者についての一考察