構造化技法による研究開発課題の事前評価法
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概要
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研究開発課題の選択は意志決定問題であり,明示的な意志決定を目指す場合,研究評価に基づく多くの意志決定支援データを必要とする.ここで提案する研究評価法は,研究開発テーマを技術のレベルにおいてシーズの側から評価するためのものである.評価は管理を目的としたものではなく,むしろ研究者の支援を目的としたものへと切り換えるべきである.ここで提案する研究評価法は,参加型支援システムであり,研究者が主体的に下す判断が適切・有効なものであるように支援し,それを引き出すことをめざしている.その内容は,研究者の位置同定を容易にする技術関連図の作成およびそれによる評価から成っている.方法論としては,関連技術郡の構造化のために,マトリックス評価法,関連樹木法,一対比較法,およびグラフ理論を援用し,システムズ・アプローチの立場からこれら方法論の体系的運用を試みた.
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