志摩半島南部の植物群落學的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1. 志摩半島南部の植物群落について調査した結果次ぎの諸群落を認めた。スダシイ-タイミンタチバナ群落,タブ-ホソバカナワラビ群落,ウバメガシ群落,クロマツ-トベラ群落,クロマツ-コシダ群落,コナラ-アズマネザサ群落,キノクニシオギク群落,ハマゴウ群落,その他。2. 極相林スダシイ-タイミンタチバナ群落は組成的に紀州南端 四國宇佐,九州大隅で認められたスダシイ林と類似であり,當地域がそれらの地方と密接な関係にあることが明らかとなった。3. 二次林としてはクロマツ-コシダ群落がもっとも顕著である。又クロマツ-トベラ群落についてはこれを2型に分けてその分布状態を記した。4. キノクニシオギク群落は當地域植群にローカル的な特色をそえている。本研究の概要は日本植物學會中部支部第5回大會(1957年5月)にて發表した。
- 1958-09-25
論文 | ランダム
- 吉田松陰における「転回」--水戸学から国学へ
- 歴史ロマン探訪(1)山口県萩市 吉田松陰 生誕の地--先覚者を育んだ海辺の町
- 吉田松陰の思想(IV)
- 吉田松陰の思想(III)
- 「知」の意味するもの : 比較文化(思想・社会)の枠組みについて