ディジタル画像記録を目的とした高速データレコーダの実験
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概要
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ディジタル伝送用に帯域圧縮されたHDTV画像データの記録を目的とした, 高速データレコーダの実験機を製作した.本実験機は, 最大140Mb/sのディジタルデータを1/2インチカセットテープに60分記録でき, また, インタフェースボードの変更により, 140Mb/s以下の各種伝送レートに対応できる.実験機の誤り訂正符号は, 2重符号化リードソロモン符号を用いた.また, 記録再生系の誤り率を向上させるために記録等化を行った.この結果, 記録再生系の誤り率は10^<-5>〜10^<-4>であり, 誤り率10^<-4>に対するオフトラックの余裕は±5μm程度であった.また, 誤り率が低湿状態で悪化した.これは, ヘッド振動ノイズが原因と考えられる.さらに, 符号化装置により圧縮されたHDTV画像データの記録再生を行ったところ, 記録再生による画像の劣化はなく, 実験機は良好に動作した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1991-07-20
著者
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藤井 昭雄
キヤノン株式会社アウトワード研究所hd研究プロジェクト
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樫田 素一
キヤノン株式会社アウトワード研究所HD研究プロジェクト
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山下 伸逸
キヤノン株式会社アウトワード研究所HD研究プロジェクト
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合田 亮
キヤノン株式会社アウトワード研究所HD研究プロジェクト
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山下 伸逸
キヤノン株式会社カメラ事業部dvプロジェクト
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