分割手法を用いたBezier曲面による3次元物体再構成(<論文特集>画像処理-アルゴリズムとシステム-)
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概要
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本論文では, 曲面を反復的に分割する手法を用いて, Bezierパッチにより物体の3次元形状を再構成する方法について述べる.本手法は, まず領域の境界部をBezier曲線で近似し, 次にその領域をBezier曲面で近似するという操作を, 誤差が設定値以下になるまで繰返すというものであり, 従来手法では困難であった曲面間の接続問題において, 0次の曲面接続が自動的に行えるような領域分割の手法を提案することにより, アルゴリズムが単純化され計算機の処理時間を短縮させることができる.そして, 光切断法から得られた対象物体の3次元頂点データに対して, 正三角形に近い形状の三角パッチで物体再構成されたものと, 体積誤差を評価基準に選び処理結果を比較・検討した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1991-10-20
著者
-
岸野 文郎
株式会社ATR通信システム研究所
-
Lee D
ヒューレット・パッカード株式会社日本研究所
-
西田 臣一
古野電気株式会社システム機器事業部
-
Lee Daniel
ヒューレット・パッカード株式会社日本研究所
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