10GHz帯高仰角伝搬時の降雨減衰特性
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概要
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放送衛星など10GHz以上のマイクロ波を使用した衛星・地上間通信の回線設計で最も重要なパラメーターである高仰角の降雨減衰量につき, 観測方法とその結果を述べた.減衰量の観測は, 太陽雑音, 大気雑音を受信し, その雑音温度から換算する方法によった.当所での観測は11.8GHzを受信し, 同時に降雨強度の測定をそれぞれ連続で行なっている.また, 上空の雨雲の構造を気象レーダーによる観測例により調査した.上記の観測から, 地上の瞬時降雨強度と減衰量の関係を求め, 降雨資料から実験的に減衰量を推定する方法を提案した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1971-09-01
著者
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