微分位相補償回路
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概要
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従来, 微分位相補償回路の最も一般的なものはCooper形のものであるが, これは微分位相を補償すると, 利得そのものおよび微分利得の変動をもたらし, そのセッティングが煩雑であった.ここに報告する方法は, 可変インピーダンス素子と, その可変インピーダンス素子と直列に抵抗を入れたものから構成した増幅器の出力が, 互いにベクトル的に相補性のあることを見つけ, 一点調整を可能にしてこれを解決した.あわせて安定化, 小形化した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1969-07-01