小形蓄積管による低速度ビーム書込み
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概要
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TV信号の狭帯域伝送などに使うため, 小形で使いやすいことを目標にして, さきに2次電子増倍器付きの小形蓄積管を開発し, 本誌ですでに発表したが, さらに簡単で安定に動作する低速度ビーム書込み方式について報告する.従来の高速度ビームによる書込みと違い, 2次電子放出の少ない低速度ビームで蓄積ターゲットを走査して負方向に信号電荷を書込むため, 書込み能率は悪いが, 準備動作なしでただちに書込みが行なえるため, 動作時間が短縮でき, 切換操作が簡単にできる.また, 原理的にいってもリニヤーな書込みができ, シェージングが少ないため, 階調のよい安定な画像を再生することができる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1965-06-01
著者
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