磁気記録テープ雑音の理論
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概要
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磁性粉を塗布した磁気記録テープ雑音を理論的に取り扱った.交流消磁した状態の雑音は単位長の磁性粉の数できまり, 飽和残留磁化の状態ではこの雑音は消え, 磁性粉の凝集や空孔または表面の凸起などにより雑音は発生する.すなわち, 雑音の原因は状態により異なる.理論の結果は実験とよく一致し, 理論的に期待されるSN比は音声用1/4インチ幅で56dBと計算される.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1964-11-01
磁性粉を塗布した磁気記録テープ雑音を理論的に取り扱った.交流消磁した状態の雑音は単位長の磁性粉の数できまり, 飽和残留磁化の状態ではこの雑音は消え, 磁性粉の凝集や空孔または表面の凸起などにより雑音は発生する.すなわち, 雑音の原因は状態により異なる.理論の結果は実験とよく一致し, 理論的に期待されるSN比は音声用1/4インチ幅で56dBと計算される.