繰り返し磁界変調におけるCNRの劣化とマルチレーザーパルスによる回復
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概要
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磁気記録において磁界変調方式は高密度記録にきわめ有効な技術として注目を浴びている。しかし、高密度化に伴って記録ドメインの形状が信号品質に重大な影響を与えることはすでに報告されている。特に磁界変調方式による0.5μm以下の短ピット記録の場合、信号対雑音比(CNR)及びジッタの各特性において、初期状態では十分な特性を示す場合でも、オーバーライトを繰り返すと、たとえ反転磁界を十分に印加しても急激に劣化していくことが明らかとなった。この問題に対し、磁界変調とマルチレーザーパルスを組み合わせる事によって、信号対雑音比を大幅に改善でき、繰り返しオーバーライト後でも初期状態とほぼ同等の信号品質を得ることができた。また、記録ドメインを観察する事によって、この効果を確認した。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1995-02-23
著者
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