図形パターンの検出感度と視覚特性 : 視聴覚技術
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概要
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画像評価のための測度としての図形の検出感度を提案した。撮像装置による観測像は光電変換過程が量子過程であることにより生じる散弾雑音を伴う。認識対象の検出に対するこのゆらぎの影響を図形パターンの検出感度として図形観測理論によって定式化し、その測度がウエーバーフェヒナー則に従うことを示した。画像のボケや視距離の変化とこの検出感度との関係を理論的に検討した結果、極端に視距離が近い場合を除いて鮮鋭さや空間周波数特性等の視覚特性が対象図形の検出感度に一致することを示した。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1993-11-25