ストライプ型カラー受像管用補正レンズの設計原理(<論文特集>Asia Display '95)
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概要
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ストライプ型が, カラー受像管の蛍光面作成の際, ミスランディング補正に使用するレンズ曲面の, 厳密な方程式による決定法の原理を報告する.レンズ曲面を求めようとすると, レンズ面の勾配を規定する2つの"勾配"方程式を積分する必要がある.しかしこの勾配方程式は, 一般には両立性がなく, 無条件には目的を達することができない.幸い, ストライプ管にあっては, ストライプの長手方向の"許容方向のミスランディング"をしかるべく生じさせれば, 画質に影響をおよぼさず, 勾配方程式を両立させることができる.本稿の要点は, この問題に, 幾何光学の基本定理を直接適用して, 勾配方程式が両立する許容方向のミスランディング分布を決定する方程式を導き出したことにある.さらに, 上の逆すなわち, ここで導いた方程式の解を使えば, 実際に勾配方程式が両立し, レンズ曲面ランディング分布を決定する方程式を導き出したことにある.さらに, 上の逆すなわち, ここで導いた方程式の解を使えば, 実際に勾配方程式が両立し, レンズ曲面が確定できることを, 勾配方程式の積分計算内容を分析して確認した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1996-05-20
著者
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