バイオロジカル・モーション知覚における運動間交渉(映像メディアおよび一般インターネット,デジタル放送,マルチメディア,三次元画像,視覚と画質評価,ITS等)
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概要
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運動点群より成る歩行者(Point-Lights Walker : PLW)知覚の研究は,主として側面観察に基づく資料の解析によるものであった.歩行者の背面に取り付けられた8個の光点群からなるバイオロジカル・モーション(BM)図を用いてPLWの性差と年齢を判断してみると,72%を超える性別判断正答率を得た.ただし年齢については不正確であった.振り子型運動を基礎とする側面PLW知覚に対して,背面PLW知覚ではどのような手がかりが人間動作の認識に働いているのか.本実験では8点背面BM図を上下に分割して下方4点を左右反転させることで,運動点間の協応関係を変えてみた.結果から,PLW知覚に影響を及ぼす要因として,運動点相互運動交渉,運動点空間配置,全体が示すリズムなどが考察された.
- 2002-01-30
著者
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