459. 臨床から捉えた性能評価 (その 6) : ボリュームスキャンにおける低コントラスト分解能(CT 分解能評価)

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概要

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(1)ボリュームスキャンでは、8mm0.5%の認識能を比較した場合、図4のように約200mA付近を境界に、パーシャルボリューム効果の認識能への影響の与え方に違いが生じた。(2)8mm球の検出を目的とした場合の再構成ピッチは、高コントラスト領域とは異なり、ノイズとパーシャルボリューム効果に強く影響されることを考慮し設定する必要がある。(3)ボリュームスキャンでは、CT値の低い部分が中心部から周辺部下方に広がる均一性の変化が見られた。5Bより10Bの方が顕著であることなどから、対向ビームの周辺部でのデータの不一致等に関係する補間法が原因として考えられた。
公益社団法人日本放射線技術学会の論文
1994-08-01

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