(8) 熔極式熔接法における各種電極の熔融率について(熔接学会 30 周年記念講演概要)
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概要
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従来の太径棒大電流の熔接アークの電極の熔融に比して最近使用され始めた, 細径棒電流の方式との熔融率の比較のため, シグマ熔接機によって, アルミニウム, 銅, 鉄等の電極材料について, 棒径を変えた場合の正極性, 逆極性の場合, またそれぞれのアルゴン中および大気中の場合についての熔融率を算定した。実験の結果は, 大径棒における熔融の場合と, 比較的類似した結果となったが, 要約すれば, a)正極性の方が逆極性の場合より熔融率が高い。b)鉄, 銅については棒径, 雰囲気によって熔融率は異なるが, アルミニウムの逆極性においては殆んど変化はなかった。c)正極性と逆極性との熔融率の比, γは, アルミニウム, 銅, 鉄となり2.2 : 2.1 : 1.75となっている。
- 社団法人溶接学会の論文
- 1956-10-25
著者
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