生体表面電位電界分布に関する逆問題の等角写像による考察
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概要
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心臓および脳の電位分布の逆問題について、これまでの双極子モデルを中心に、検討されてきているが、心電図に比べ、生理的課題として重要であるにも拘らず、いまだ十分な成果が得られていない。著者は、これま等価電荷法、有限要素法について検討を行ってきた。測定値の精度が極めて重要であり、逆問題としての全体の様子は必ずしも実用的な段階に至っていない。また、測定値と電流源の特定値の間の関係も不明確の状態である。本論文では、ラブラス・ポアソンの方程式の解と関係する解析関数、等角写像に注目して、特異性を表す対数関数が双極子源の界と対応することを用いることにより、表面電位分布の逆問題を検討している。また、測定値をもとに内外挿値を用いることによる逆問題の解法の有効性をも論じている。
- 1995-09-05
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