携帯電話に対する頭部内局所SARのフェライトシートによる低減
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概要
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近年の携帯電話利用の爆発的な増加で, 電波の人体影響が公衆の間で懸念されている. 電波の人体防護に関する安全指針は世界各国において既に制定されており, これらの指針においては, 人体の単位体重あたりの吸収電力(Specific Absorption Rate, 以下, SARと呼ぶ)で評価されている. 例えば, 局所SARは, 米国においては, 任意の組織1g当たり1.6W/kg, 日本, 欧州においては, 任意の組織10g当たり2W/kgと定められている. 人体防護の立場から考えると, 携帯電話によるSARのできるだけの軽減が要求される. 本稿においては, 携帯電話アンテナ近辺にフェライトシートを保護層として設置することを検討し, フェライトシートの設置により, アンテナ放射特性をあまり影響せずに, SARを低減できることを数値解析及び実験により示す.
- 1997-08-13
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