アダプティブアレーを用いたマイクロセル用高所設置基地局の構成法
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概要
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マイクロセルシステムにおいて図1に示すように周辺の建物よりも高所に基地局を設置し, 円形セル(アンブレラセル)構成をとることで低所基地局における見通し外で生じる不感地を解消することができる. しかしTDMAでの自立分散制御を用いたシステムにおいて, 高所設置基地局では隣接する基地局からの電波の伝搬損失が小さくこれらが干渉波となるため, 基地局立ち上げが不可能となり高所では基地局を設置できないといった問題が生じる. 一方, 干渉を低減する手段としてアダプティブアレーが提案されているが, 干渉波に向けたヌル点方向に端末が存在する場合にはその端末と回線接続ができなくなる. 本報告では基地局を2系統用い, それぞれの指向性をアダプティブに制御することによって隣接基地局からの干渉波を低減し, 端末にはオムニゾーンを形成できる高所設置基地局構成を提案する. また計算機シミュレーションより, 従来のオムニアンテナに比べて高所で基地局を設置でき, 通話エリアを拡大できることを示す.
- 1997-08-13
論文 | ランダム
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