低歪み高効率HBT MMICパワーアンプ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
PHS、PDCで用いられているπ/4シフトQPSK変調波を扱う送信用電力増幅器には、高線形性と高効率という相反する特性が要求されている。上記要望を可能にするためには、終段のトランジスタをできるだけ飽和領域で動作させ、かつ、隣接チャンネル漏洩電力の劣化を押さえる必要がある。そのための手法としては位相歪みの低減が有効である。そこで我々は、チップサイズの増加を最小限に押さえ、飽和領域での位相偏差の低減を可能にした、HBTを用いたPHS用電力増幅器を設計・試作したので、これを報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
-
吉増 敏彦
シャープ株式会社ic事業本部
-
丹波 憲之
シャープ株式会社IC事業本部
-
丹波 憲之
シャープ(株)超LSI開発研究所
-
赤木 政則
シャープ(株)超LSI開発研究所
-
吉増 敏彦
シャープ(株)超LSI開発研究所