フレーム間統合による空間解像度の改善
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概要
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現在、ハイビジョンに代表されるように映像メディアは高解像度化へ向かっており、高品質な画像を容易に生成するための技術が必要とされている。現在の撮像素子では、高解像度と高いSN比の両立は難しく、これに対処するため、デバイス的にではなく情報処理的に画像の品質を高める方法が研究されている。本稿では、一連の動画像から画素を統合することで高解像度な画像を得る方法について述べる。画素の統合にはフレーム間における画素の対応関係の決定が不可欠であるが、通常のブロックマッチングでは回転、変形といった動きに対処することはできない。そこで、ブロック形状を変形させながら実数精度でブロックマッチングを行なう方法を新たに考案した。
- 1994-09-26
著者
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