JPEGに適した符号量制御方式
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概要
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PEGのベースラインシステムで動画像を符号化するため、様々な符号量制御方式が提案されている。例えば、予め設定した量子化テーブルで符号化し、発生符号量などによって量子化テーブルを変更すると共に各ブロックに符号量を配分して再度符号化する方式により、高い精度で符号量が制御できる。しかし、ブロック毎に発生符号量が符号量配分値を越えた時点で符号化を打ち切る処理が必要となるため、1チップでDCT、量子化、ハフマン符号化を行なうJPEGチップには適用できない。そこで、エッジ強度とフレーム間の相関を利用し、途中で符号化を打ち切らずに符号量制御する方式を検討した。本方式により良好な結果が得られることを確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26