光ファイバのモードフィールド径(MFD)拡大による自己位相変調(SPM)抑制に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1.5μ帯の高性能な光増幅器(EDFA)の適用により光ファイバ伝送路での伝送制限の主要は、伝送損失から光非線形現象へと移行しつつある。特に高速伝送システムでは、伝送パワーをより多必要とするために信号パルスの光強度が強くなり自己位相変調(SPM)よる信号光のスペクトル拡がりが顕著になる。スペクトルの拡がりは波長分散によって信号パルスひずみとなるため、伝送システムおける伝送速度および伝送距離の制限となる。今回、光フアイバのモードフィールド径(MFD)を拡大し信号光のパワー密度を小さくすることによってSPMによるスペクトルの拡がりを抑制できたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
関連論文
- マイクロ波ヘテロダイン検波を用いたBOTDRの開発
- どうなるホームネットワーク : ホームネットワーク技術の動向と課題(マルチメディアインターネット及び一般)
- どうなるホームネットワーク : ホームネットワーク技術の動向と課題
- 低レーリ散乱NASガラス光ファイバの重水置換によるOH基吸収抑制
- 120km敷設海底ケーブルの波長分散分布測定
- Tmドープフッ化物光ファイバによる1.47μm帯増幅とファイバレーザ
- 4C-1 家庭内LANを考慮したホームネットワーク構成法の検討
- B-10-26 ビル構内光配線法の検討
- 分散マネジメントされた光ファイバのFWM抑圧特性
- 四光波混合による波長変換とファイバグレーティングフィルタを用いた波長ルーティングとによる信号光のパス切替え
- B-10-61 歪み誘起屈折率変化の零分散波長への影響
- チャープグレーティングによる補償量および動作波長可変分散補償器の検討
- 光ファイバのモードフィールド径(MFD)拡大による自己位相変調(SPM)抑制に関する検討
- 広帯域光ファイバグレーティングフィルタのターミネーションケーブルへの適用
- B-7-14 ループ配線とスイッチングモジュラジャックを用いたフレキシブルホームネットワーク
- B-10-21 試験光バイパスモジュールの光学的特性
- どうなるホームネットワーク : ホームネットワーク技術の動向と課題
- 4成分系K_2O-Na_2O-MgO-SiO_2ガラスのレーリ散乱特性
- 検知器用プリアンプとしての光ファイバ増幅器
- ファイバグレーティング及び光サーキュレータで構成された光バンドパスフィルタ