バースト誤り伝送路におけるMASQ-CELPの符号誤り対策
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概要
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著者らはPHS(personal handy-phone system)を用いた無線マルチメディア通信での使用を目的とし、少ない演算処理で符号化/復号化が可能な音声符号化方式を開発した。同音声符号化方式(以下、MASQ-CELPと記す)はCELPをベースとしており、合成フィルタ係数をLSPで表現し、これをMASQ(moving average scalar quantization)により量子化することで、5MOPS以下という少ない演算処理での符号化/復号化を達成している。しかしながら、フェージングに起因するバースト誤りが支配的な無線伝送路にMASQ-CELPを用いるためには、伝送路符号誤りへの対策が不可欠である。ここでは、少ない演算処理で伝送路符号誤りに起因する復号音声歪を軽減可能な符号誤り対策について述べる。
- 1996-09-18
著者
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