超流通 : 最近のトピック
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概要
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前回のシンポジウムから後の超流通に関する主要な展開を報告したい。主な変化は、超流通が夢想ではなく、Global Information Infrastructureを可能にするために不可欠な、 新しく現実的なパラダイムであるとの見方が強まり、時間とともに評価が高まって来たことである。未来型のコンピュータ社会におけるディジタル情報の権利管理について考えてみるとき、既存の適切な基盤技術がない。従って課金と防御のために新しい統合的視点を持つ技術が必要である。このことが次第に認識されてきた。超流通がそれにあたることは、13年前の発明以来の筆者の主張であった。初期には、超流通の手法は革命的であり、「そこまで行かずになんとかなるのではないか」、「そこまで行かずになんとかすることが賢明ではないか」 という、論理的な判断というよりは、有体財の流通になじんできた大部分の人々の、「妥協が最適」とする、ならい性となった判断が広く存在して、障壁となっていた。この様な障壁の消失が明確になったことが最近の2年間の特徴であると言えよう。いくつかの事例を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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