衛星搭載用ディジタルビームフォーミング技術
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概要
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イリジウム,テレデシックやグローバルスターなどの通信用低周回軌道衛星は実用段階にはいっている.これらのアンテナは衛星の移動に追随するためビームを常に走査する機能が要求される.一方静止衛星においても携帯電話,PHSの急速な普及への対応また災害時の通信回線確保などのために超マルチビーム形成構想も打ち出されている.一方,地上に目を向ければ端末は普及性からより一層の小形化,低電力化が力追及されている.すなわち,これからの衛星搭載用アンテナにはさらに高度な機能が要求されるものと思われる.ディジタルビームフォーミング(Digital Beam Forming : 以下DBF)は受信では個々の素子アンテナで受信した信号をAD変換器によってディジタル信号に変換し,信号間の重みづけやビーム合成はディジタル信号処理装置によって行う技術である(図1).送信では逆にディジタル信号処理装置内で重みづけされた信号をDA変換してアンテナ開口から放射する.これらはアンテナの制御にディジタル信号処理を最大限取り入れたものであるので高機能な制御や大規模なビーム形成に適している.ここでは,最近のDBF技術を紹介するとともに衛星搭載用として克服されなければならない課題について検討する.
- 1996-09-18
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