正規表現を利用したスケーラブル環状回路の検証
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概要
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一般的なシステムは少種類の構成要素を多数組合せた規則性の高い構造を持つことが知られているが, このようなシステムを検証する際に全体の構造を維持しつつ縮小したシステムを検証することで, 元のシステムを直接検証するのと同程度の効果があることが直感的に知られている.(例えば, 16bit加算器を2bit加算器に縮小して検証する).しかしそのような検証は, 元々のシステムで同様に検証が成功することを保証しない.本研究では, 環状及び鎖状構造を持ったペトリネットで表現できるシステムを対象として, 任意の規模のシステムを検証する事を目的とし, 正規表現を利用した状態空間の探索手法を提案した.なお, この手法により正規表現された仕様を扱う事が可能となった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-22
著者
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