可変電圧プロセッサを用いた省エネルギー化のための基本定理
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概要
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プロセッサが離散的な有限の電源電圧の集合の中から一種類の電圧を動的に選択して使用できる時, 制約時間を満たしてエネルギー消費を最小にする電源電圧の集合と電圧の切り換えタイミングを決定する問題を電圧スケジューリング問題と定義する.本稿では, 電圧スケジューリング問題を整数線形計画問題として定式化し, 問題を解く上で非常に重要な指標となるいくつかの基本定理を証明する.最も重要な定理は, 電源電圧を動的に変更できるプロセッサが, ある時間制約内に与えられたプログラムを完了しなければならない時, プログラムの実行中に電源電圧をたかだか一度だけ変更すればプロッセッサのエネルギー消費を最小にできるという性質を示した定理である.実験結果から, 電源電圧を一度だけ変更してプログラムを実行することによりエネルギー消費を最大80%削減できることを確認した.
- 1998-05-22
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