低雑音バスインターフェース回路の検討
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概要
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バスインターフェース部においては、出力の同時スイッチングにより生じる雑音が原因で、回路が誤動作することがある。これらの問題に対しては、設計の初期段階で同時スイッチング雑音の検証を十分に行う必要がある。本論文では、同時スイッチングの低減がバスの低雑音化に有効であることを示し、これを実現する同時スイッチング制御方式を提案する^[1]。本方式は、多重化などによりバス幅を減らすものではなく、信号変換を行うことで同時スイッチングを低減させるものであり、回路の高速化を行う必要がないという特長を持つ。また、本方式による雑音低減効果を従来技術のものと比較した結果から、バスの低雑音化に有効であることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-24