モバイルエージェントによる侵入検出システムのための情報収集方式(ソフトウェアエージェントとその応用論文特集)
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概要
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ネットワーク対応の侵入検出システムは, ネットワーク上に分散したターゲットシステムのシステムログを収集し, それを解析することにより侵入を検出する.解析サーバに集中的にシステムログを集めて解析する手法では, サーバに通信および解析のための負荷が集中するので, 大規模ネットワークに対応させることは難しい.情報処理振興事業協会で開発中の侵入検出システムIDAでは, モバイルエージェントによってネットワーク上のターゲットシステムから侵入検出のための情報を収集する.モバイルエージェントは, サーバの制御をを受けずに自律的にネットワークを移動して侵入を追跡する.モバイルエージェントは侵入を追跡すると同時にネットワーク上に分散したターゲットシステムから, 侵入に関連した情報のみを収集してサーバへ報告する.これによりサーバへの通信, 解析の負荷を減らすことが可能になる.本論文では, 複数のモバイルエージェントが効率良くネットワーク上を移動し, 情報を収集, 交換する方法を提案する.
- 1998-05-25
著者
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