3値バス衝突チェック機能をもつルールベース設計規則チェック手法
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概要
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設計された論理回路がテスト容易化設計規則に従い正しく設計されているかどうかを検証するプログラムにルールベース手法を導入することにより,設計規則の保守・管理が容易になることは知られている.本論文では,検証手順を記号シミュレーションと違反検出の二つの手順に分割してルールベースを分割すると共に,それぞれに適したルール選択方法を適用できる専用推論機構を採用することにより,無駄な探索処理を削減でき,実用的な規模の回路の処理が可能となることを実証した.また,MOS回路で広く用いられる3値バスのバス制御回路を2分決定グラフで表現,処理することにより,効率的に3値バス設計規則チェックが可能なことも示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-25
著者
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室井 克信
三菱電機ウェルネス事業推進プロジェクトグループ
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村井 真一
三菱電機システムLSI開発研究所
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小迫 靖志
三菱電機半導体基盤技術統括部
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平峰 千恵
三菱電機半導体基盤技術統括部
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荻原 拓治
三菱電機半導体基盤技術統括部
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村井 真一
三菱電機株式会社システムlsi開発研究所
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荻原 拓治
三菱電機株式会社マイコンasic事業統括部