視覚障害者向け音声インタフェースに関する研究 : 合成音声の話速, ピッチ, 性別の設定値に関する調査(福祉と知能・認知障害/一般)
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概要
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画面情報を音声で確認しながらコンピュータを操作する視覚障害者にとって, インタフェースである合成音声の特性は操作効率に大きな影響を及ぼす。そこで, 視覚障害者の利用において今後望まれる合成音声の改良事項を考える際の基礎資料とするため, スクリーンリーダを利用している視覚障害者の合成音声の設定状況(音声の速度, ピッチ, 声質の性別)を調べた。さらに, 頻繁に利用されている音声設定の速度とピッチを実測したところ, 以下のような結果が認められた。(1)音声の速さを最高速度に設定している回答者が最も多く, その速度は一般的な朗読音声の2倍ほどであった。(2)音声のピッチは, 初期値のまま変更していない回答者が最も多かった。その周波数は, 晴眼者を対象に調べた聴取に適したピッチと近い値であった。(3)声質の性別は, 8割以上の回答者が男声に設定していた。
- 2005-01-21
論文 | ランダム
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