スミア変換を用いた画像のバースト雑音抑制法

元データ 1994-08-25 社団法人電子情報通信学会

概要

高品質な画像の伝送および記録を実現するためには伝送および記録時に生じるインバルス性雑音や画像情報消失などの雑音の影響を軽減することが重要となる.本論文では,スミア変換を用いた新しい画像雑音抑制法を提案している.スミア変換は画像信号の電力スペクトルを不変とする変換であることから高能率符号化を行う場合においても適用できる.まず,スミア変換を用いた画像雑音抑制法の基本原理を示すと共に,それに適したスミア変換法の構成を明らかにしている.次に,このスミア変換を用いた画像雑音抑制法においては,同じ個数の雑音であっても,雑音の分散特性によってその抑制効果が異なることを示している.この事実に基づき,バースト雑音を画像雑音抑制に適するように分散化してスミア変換を施すインタリーブ・スミア変換による画像のバースト雑音抑制法を提案し,これに適したインタリーブ法を明らかにしている.最後に,計算機を用いた実験により,ここで提案した手法が画像雑音抑制に優れた効果のあることを具体的に示している.

著者

大上 健二 愛媛大学工学部
高林 明史 愛媛大学大学院工学研究科

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