衛星画像処理における外部標定の方式および評価
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概要
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衛星画像処理の分野では, 画像からその撮影条件を推定する標定が重要な要素技術の一つである.本論文ではその中でGCPを用いた外部標定について問題を新たに定式化し, その数値解法の提案, 誤差解析およびそれらの数値実験による検証評価を行った.本論文の数値解法は, "絶対値ニュートン法"などの工夫により2乗誤差関数の大域的最小点を効率的かつ安定に求めるものである.数値実験によれば上記解法は安定な収束性と理論的限界に近い精度をもつことがわかり, また標定精度の保証が可能となった.以上より, 衛星軌道に関する先見データを利用できない場合に特に有効な標定方法を開発することができた.なお本論文で提案した数値解法は標定に限らず一般の最小値探索に適用可能である.
- 1998-09-25
著者
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