受動的冗長化による耐センサ故障性の実現
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概要
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一つの制御対象に補償器,アクチュエータなどの制御デバイスを複数個ずつ冗長に接続して耐故障性を高める,すなわちそのうちのいくつかが故障した場合でも制御系が安定に保たれるようにすることを受動的冗長化(passive redundancy)という.これまで耐補償器故障性あるいは耐アクチュエータ故障性の実現に関していくつかの結果が得られている.本論文の目的は従来全く検討されていなかった受動的冗長化による耐センサ故障性の実現についてその可能性を考察することである.具体的には,まず,最も基礎的なセンサ故障の発生形態を考え,受動的冗長化における耐センサ故障性を定義する.次に,並列構造という従来から議論されてきた最も簡単な構造の受動的冗長化による耐センサ故障性の実現可能性を考察し,その本質的な問題点を明らかにする.その知見に基づき,耐センサ故障性の実現に有効な制御系の構造を与える.
- 1996-09-25
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