タイムペトリネットのCTL記号モデル検査
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概要
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モデル検査とは状態グラフ等でモデル化されたシステムの振舞いが, ある時相論理式を満たすかどうかを調べる検証手法である. この際, 状態グラフの状態爆発という問題が生じる. その解決法の一つとして, 状態の集合, あるいは状態集合間の遷移関係を論理関数を用いて表し, 論理関数演算により与えられた式を満たす状態集合を求める記号モデル検査法が提案されている. 本論文では, リアルタイムシステムのモデル化にタイムペトリネットを用い, 仕様の記述にCTL式を用いた場合の記号モデル検査について考察する. リアルタイムシステムは一般に無限個の状態をもっという問題があるため, 与えられた式の評価値が同じである状態同士を一つの状態クラスにまとめ状態クラス数を有限化する工夫が必要である. 本論文では整数時刻で代表させる手法, および, regionを用いる手法について考察し, 後者についてアルゴリズムの詳細を述べた上で, 簡単な実験結果を示す.
- 1996-06-25
論文 | ランダム
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