通過域一定振幅・直線位相FIRディジタルフィルタの一設計法
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概要
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本論文では,通過域一定振幅・直線位相特性を近似するFIRディジタルフィルタの新しい設計アルゴリズムを提案する.それは,フィルタの仕様特性を窓関数の周波数応答で構成することにより連続値のインパルス応答に変換し,それを離散値化してタップ係数を求めるものである.窓関数としては,Harris窓など既に特性が明らかにされているハニング窓系列の窓関数を利用する.この設計アルゴリズムは,仕様を決定する段階でフィルタの長さが定まると共に,タップ係数の算出に繰返し数値計算を必要としないなどの特徴をもつ解析的設計法である.
- 1995-03-25
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