分極反転型方形板圧電トランス
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概要
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液晶バックライトインバータの昇圧トランスに圧電トランスを実用化する検討が進められている[1], [2]. この用途では, 負荷となる冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)の点灯時のインピーダンスが100kΩ前後と低いため, 従来のRosen型圧電トランスでは昇圧比が不足であった. 我々は, 方形単層の圧電セラミックス板に分極反転構造を導入することで, Rosen型の約2倍の昇圧比を有する圧電トランスを開発した. 試作した二つのタイプの圧電トランスについて等価回路解析と動作特性評価を行いRosen型圧電トランスと比較し, 動作挙動と電気的性能を明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-25
著者
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