境界要素法を用いた近接場光学マニピュレータシミュレーション : 金属コーティングされた開口プローブ
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概要
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本論文は, 以前に提案した近接場光学用CADのための積分方程式(導波モード分離型積分方程式)を拡張し, 金属コーティングされた開ロプローブを用いた2次元近接場光学回路に対する積分方程式を導出している。具体例として2次元構造をした開口プローブマニピュレータを取り上げる. 特に, 以前の結果の単純な拡張では求めることができない, 入射TMモードの場合について境界積分方程式の導出について詳しく述べている. 提案した積分方程式の妥当性, 有効性を境界要素法を用いたシミュレーションにより示し, 開口部近傍に置かれた微小誘電体には開口部に白かう引力が働くことを示す. また, 金属コーティングされた開ロプローブの特性について, 以前報告したコーティングされていないプローブのそれと詳しく比較している.
- 1999-08-25
論文 | ランダム
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