非平行誘電体導波路の結合特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
二つの誘電体導波路が同一平面上で互いに近接してしかも非平行に配置された場合の結合伝送方程式をローレンツの相反定理を用いて厳密に誘導した.誘導の際,導波路と導波路を伝搬するモード関数を表す二つの局所的座標系と二つの導波路の位置関係を表す大局的座標系を導入している.二つの非平行誘電体導波路の結合系の具体的解析例として,それぞれ半径の異なる損失性誘電体円板の一部が対向して配置された場合を取扱っている.これらの円板の縁に沿って伝搬するウィスパリングギャラリーモード間の結分伝送方程式を大局的座標系のもとで数値解析的に解いた.用いられているモード関数には誘電体損による損失および放射による損失がともに含まれている.従って固有値は複素数として扱っている.解析の結果,結合部分における電界分布および結合係数を定量的に明らかにすることができた.
- 1994-02-25
論文 | ランダム
- プールされたグループトデータに基づく最小コントラスト推定値の存在するための判定法
- 変化する原点を持つ3母数分布からの区間データに基づく様々の推定値の存在について(統計的決定方式の最適性の研究)
- 臨床報告 網嚢に膿瘍形成し,急性腹症を呈した胃外発育性胃癌の1切除例
- Vogt-小柳-原田症候群 (症候群1982--概念の変遷とその今日的意義--眼)
- タイ国産ツリフネソウ属Impatiensの新種.その3