横幅の変化する方形テーパ導波管の高次モードを考慮した特性計算法
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概要
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電磁界法(正規モード展開法)による,多数の高次モードを考慮したテーパ導波管の一特性計算法について述べる.対象とするテーパ導波管は管軸直線で熱損は無視できるものとし,発生する高次モードの系列が(例えば,TE_<mn>のm,nのうち一方が定数であるケースのように)パラメータを一つしか含まない形状をもつものとする.このようなテーパ導波管の固有モード解析に,補外法を適用することによって,比較的少数の高次モードを計算に入れるのみで,無限の高次モードを考慮した厳密解と,実用上十分な精度で一致する解を求めうることを示した.結果の妥当性は実験によっても確認した.この方法はテーパの傾斜がほぼ90度をなす形状(すなわち階段形状)にまで適用可能であり,広い応用範囲を有している.
- 1993-03-25
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