斜対称形圧電板の縦-屈曲結合振動を利用した超音波モータ
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概要
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本論文では,斜対称形圧電板の縦-屈曲結合振動を利用した超音波モータについて述べる.圧電板を斜対称形にすると縦振動と屈曲振動が結合することがよく知られている.本研究の目的は,この結合振動子を利用して,簡単で薄形の超音波モータを実現することである.まず,斜対称形圧電板を有限要素解析し,振動モード,容量比および振動変位方向に関して,超音波モータのステータに適する形状を明らかにした.次に,この圧電板を使用して簡単な超音波モータを構成し,ロータの接触位置や圧電板の形状によって負荷特性が大きく変化することについて明らかにした.また,正回転と逆回転の負荷特性を一致させることを試み,回転数についてはほぼ一致するが,効率については困難であることがわかった.更に,インバータを利用した自励振回路によって,このモータは単相駆動で逆転動作が可能なことがわかった.
- 1995-11-25
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