電気光学位相変調による数THzサイドバンド生成と短光パルス生成への応用
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概要
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電気光学変調により生成した広帯域サイドバンドは制御性,安定性に優れた超短光パルス生成に利用できる.サイドバンド広がりは変調指数に比例するため,短光パルスを生成するためには変調指数を大きくとる必要がある.本論文ではバルク型変調器としては限界に近い相互作用長のLiTaO_3擬似速度整合型電気光学変調器の試作および実験について述べる.実験の結果,変調周波数16.25GHzにおいて変調指数90rad,半値全幅2.9THzにおよぶ超広帯域サイドバンド生成を確認した.これは電気光学変調によるものとしては世界最高値である.またこの変調器によるサイドバンドを群遅延圧縮と光パルスシンセサイザに応用し,それぞれ半値全幅1.2ps,3.8psのパルスを得た.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-14
著者
-
小林 哲郎
大阪大学基礎工学部
-
森本 朗裕
大阪大学基礎工学部
-
小林 哲郎
大阪大学 先端科学イノベーションセンター
-
小林 哲郎
大阪大学
-
森本 朗裕
立命館大学 理工学部電子光情報工学科
-
田丸 誠宏
大阪大学基礎工学部電気工学科
-
猿渡 栄通
大阪大学基礎工学部電気工学科
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