準同期上り回線マルチキャリヤ変調システムのためのマルチユーザ送信電力制御に関する一検討(高速パケット伝送信号処理・伝送技術,無線通信一般)
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概要
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本論文では,準同期上り回線マルチキャリヤ(Multi-Carrier:MC)変調システムにおける送信電力制御(Transmit Power Control:TPC)について議論する.全ての移動局の伝送路情報を基地局で利用可能であるという想定の下で基地局は各移動局の各キャリヤの送信電力の制御信号を送信し,各移動局はそれに従って送信電力を制御する.各移動局の1シンボル当りの送信電力一定の条件の下で,基地局での平均Pairwise誤り率(Pairwise Error Rate:PER)を最小化するようにように各移動局の送信電力を決定する方法について提案する.本検討では,準同期上り回線でのMC/Code Division Multiple Access(CDMA)とOrthogonal Frequency Division Multiple Access(OFDMA)の2つの方式を比較を行い,平均PER最小化の観点からTPC-OFDMAがMC/CDMAを理論的に上回る事を示す,また,TPC-OFDMAにおけるキャリヤ割当て問題のための新しいアルゴリズムを提案する.数値計算による評価によって,TPC-OFDMAのビット誤り率(Bit Error Rate:BER)がTPCなしでのMC/CDMAのBER特性を大きく上回ることを示す,また,TPC-OFDMAにおいて,提案する割当てアルゴリズムを用いた場合,キャリヤ数の80%程度の多元接続ユーザ数までであれば,複雑な計算を必要とする最適アルゴリズムによる場合と同程度のBER特性を達成する事ができる事を示す.
- 2004-11-12
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