2乗バタワーススペクトルによる多チャネル帯域共用無線通信方式(アダプティブアンテナ,MIMO及び無線信号処理技術,無線通信一般)
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概要
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FWAをはじめとして,無線通信が急速に発展しており,周波数の不足が深刻化している.ここでは,周波数有効利用を目的として,2乗バタワーススペクトル(SBW)を用いた多チャネル帯域共用無線通信方式の可能性を検討している.検討の対象は,搬送周波数25GHz,中継距離1kmのFWAとし,キャンセラは送受干渉を30dB抑圧できるとした.その結果,18dBの降雨減衰を受けても,送信電力2mWで受信C/Iは39dB確保でき,送受に同一周波数,同一偏波を用いた双方向通信が可能であることを明らかにした.また隣接分波器からのチャネル間干渉は,チャネル間隔をクロック周波数の1.5倍程度にすれば,十分小さいことを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-22
著者
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