送信遅延ダイバーシチを適用した時空等化器のフィールド実験結果
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概要
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これまで我々は, 広帯域TDMA方式での符号間干渉対策技術として, アダブティブアレー信号処理と最尤系列推定(MLSE)を組み合わせた時空等化器の試作とフィールド実験を行ない, 遅延スプレッドが大きい環境での有効性を示した。しかし, 見通し内環境, あるいは見通し外でも遅延広がりの少ない環境ではMLSEが有効活用されない。本稿では, 遅延広がりが小さい環境でもMLSEの有効活用を図るため, 送信遅延ダイバーシチを試みた結果を報告する。無指向性の送信アンテナ2つを20波長程度離して走行車両に設置し, 遅延スプレッドが最大0.4μsec程度の比較的小さい環境において送信遅延時間差を0.5シンボルとして実験した結果, BER=10^<-4>で1dB程度のS/N改善が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-18
著者
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相原 佑吉
(株)yrp移動通信基盤技術研究所:(現)松下通信工業(株)
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神尾 亨秀
(株)YRP移動通信基礎技術研究所
-
戸田 建
(株)YRP移動通信基盤技術研究所
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神尾 亨秀
(株)yrp移動通信基盤技術研究所
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