RCS2000-45 W-CDMA上りリンクセル間サイドダイバーシチにおけるターボ符号化/畳み込み符号化を用いる高速信号伝送特性
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概要
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本稿ではW-CDMA上りリンクにおけるセル間サイトダイバーシチを行ったときのターボ符号化 / 畳み込み符号化を用いる高速信号伝送特性を室内実験により評価した.セル間サイトダイバーシチにおいて, 信頼度情報としてCRC結果とチャネルインターリーブ周期の平均受信SIR情報を用いる2ステップ選択合成法を用いた.実験結果より, ターボ符号化は畳み込み符号化に比較して誤りのバースト性がより強くなるために、セル間サイトダイバーシチを行うことによる1セルサイト接続時からの特性改善効果は相対的に低減し, またインターリーブ長T_CHLが増大するほどこの傾向が大きいことを明らかにした.結果として, セル間サイトダイバーシチ時においては, 特に下りリンクにおいて高速TPCを行った場合にはターボ符号化を用いたときの特性は畳み込み符号化の場合に比較してT_CHL=20, 40msecのときそれぞれ約0.2dBの所要送信Eb / Noの低減, ほぼ同等の特性になることを示した.2セル間サイトダイバーシチを行った場合, ターボ符号化を用いるとき, 平均BER=10-6を実現する所要MS送信E_b / N_oを1セルサイト接続時に比較して約0.3dB低減できることを示した.
- 2000-06-23
論文 | ランダム
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