アンテナ特性を考慮したFDDシステム用アダプティブアレーの自動校正法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アダプティブアレーの指向性をベースバンドで制御するためには, アレーアンテナに接続されるRF装置間の校正が必要となる.さらに, 送信と受信の周波数が異なるFDD(Frequency Division Duplex)システムにおいては, アンテナ部は基地局設置前後でその特性が異なるため, 送受信機の他に送受信用アンテナの校正も必要となる.本報告ではアレーアンテナ間の送信信号の帰還と送受信機の差分周波数をローカル周波数とする周波数変換器を用いることで, FDDシステムにおけるアンテナ間及び送受信機の校正が可能なアダプティブアレー用自動校正法を提案する.また, 提案校正法の実環境における校正精度を確認するとともに, 実験装置を用いた送信パターンの測定により, 提案校正法を用いることで理想的な放射パターン形成が実現できることを明らかにする.
- 2000-02-17
論文 | ランダム
- 滑稽本の書誌学
- 操觚字訣の成立 (開館〔天理図書館〕五十周年記念特集号)
- 富永先生を語る (富永牧太先生記念号)
- 洒落本における後刷・後版の問題
- 天理図書館の蒐書--和漢書全般について (〔天理図書館〕創立40周年記念特輯)