マルチパス伝搬歪パラメータの分布とサイクルスリップの解析
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概要
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歪パラメータの概念は、二波モデルにおけるシグナチャダイアグラムの拡張としてマルチパス伝播歪の解析ならびに実験との対応づけに有用である。これは伝播路の伝達関数の一次近似に相当し、特にディレイスプレッドが小さい時良好な近似が得られ、またその確率密度分布は過大歪を生じうる歪パラメータ複素面の原点近くでの一様分布で近似できる。ここでは、歪パラメータの定義を示し、その仲上-ライスフェージング下での分布密度を求めた。またサイクルスリップについて、発生機構と歪パラメータの関係並びに発生頻度を明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-04-21
著者
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