FMICWレーダにおける移動目標検出法(無線通信一般)
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概要
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本論文では,移動プラットフォーム搭載の前方監視FMICW(Frequency Modulated Interrupted Continuous Wave)レーダにおいて自速およびパルス幅とビーム幅から推定されるクラッタ周波数情報を元に,通常のFMCWレーダにおける距離・速度検出のためのFFT(Fast Fourier Transformation)出力チャンネルをクラッタフリー帯域とクラッタ帯域に分割し,クラッタフリー帯域の中で距離・速度検出を行う帯域分割による移動目標検出法を提案する.計算機シミュレーションにより,帯域分割を行わないFMICWレーダ方式ではクラッタの影響により距離・速度検出に大きな誤差が生じるような状況においても,提案法では距離・速度検出の誤差が小さいことが期待されることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-08-19
著者
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